この写真はフクギ並木で有名な備瀬崎の水深35mで撮影したものなんです
この備瀬崎というのは本部町の有名スポット「美ら海水族館」のすぐ近くにあって
ここから沖へ500mほども進むと・・・
「写真は垂直の「壁」の一部」
水深10mから60mまで一気に落ち込むドロップオフが現れるんです。
陸上からはまったく想像できないんだけどね
地上では20階建てのビルほどもある高さから下をのぞくような感覚で降りていくと
やがて水深40m近辺にある複数の根(岩の塊)がみえてきて・・・
「この写真は春に撮影したもの」
普段のその根の周りはこのように少し閑散としていて
小さなキンギョハナダイ(オレンジの魚)やスズメダイが見え隠れしている程度なんです。
しかし、水温も上がり夏が近づいてくると・・・
スカシテンジクダイという透明な小さな魚がこの根の周りに群れ始めるんです
さらにヒラヒラとしたハナミノカサゴがどこからともなく群れになってやってくる
夏の透明度は高く40m先まで見えることもあり
ブルーとグリーンそしてハナミノカサゴのオレンジ色が色鮮やかに映し出される時
それは夏のほんの「ひととき」だけ
焦げるように熱い7月の週数間だけ備瀬崎に夏のにぎわいがやってくるんです。
撮影日:2016/7/25
撮影地:沖縄本島 備瀬崎 (Okinawa Bise)
Camera : NIKON D810
Lens : SIGMA 15mm f/2.8
Underwater housing : Nexus D810
Strobo : INON Z240*2
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